鯖缶は妊婦さんが食べても大丈夫?
鯖缶は、お腹に子供がいる妊婦さんにうってつけの食品です。
鯖缶の中にはオメガ3という胎児の神経系の発育に貢献する成分が含まれているからです。
また、缶詰は真空状態なので保存料も使われておらず、妊婦にとって安心して食べることができます。
いちいち魚を捌いたり、煮たりする手間を省くことができるので、鯖缶を大人気の食品です。
ただ妊婦が家庭で食べる際に気を付けなければいけないのは、過剰に摂取しないことです。
鯖缶の中にはBPAという別名、ビスフェノールAという成分が含まれています。
この成分を過剰に食べてしまうと乳幼児の脳や生殖器の発達異常、乳がんを引き起こすリスクがあります。
したがって、鯖缶を摂取する際は一日に一缶程度に留めると良いでしょう。
その他にも、鯖缶の中には意外と脂質や塩分が多く含まれています。
妊娠中に塩分をたくさん摂取すると、妊娠高血圧症候群になる恐れがあります。
よって、栄養が豊富だからと言って鯖缶を食べすぎるのは控えた方が良いです。